日本のプリスクール事情
プリスクールは、欧米では2歳~5歳くらいの子供が通う幼稚園や保育園になりますが、日本では英語を使う環境に就学前の子供を通わせて英語に親しませるという英語を使う子供の為の教育施設を指す事が多いです。習い事の範囲にて週に2日程度の所もありますが、5日以上というケースもありその辺りはプリスクール毎に相当条件が変わると思って下さい。「入園してから英語限定タイプ」と「日本語と英語を兼用するタイプ」、「段階を経て完全に英語に変わるタイプ」に分かれる事が多い事等もポイントです。
欧米の場合と状況が違いますので、分類上は大抵の場合は認可外保育という事になりますが、大抵の場合はスタッフは保育士の資格を有しています。他にも海外の大学を卒業するレベルの英会話能力であったり、講師の先生も教員免許以外に子供の発育や教育面の専門家である事が多いのでクオリティが低い様な心配もありません。認可外保育園としてしっかりした基準を満たしているかも審査されていますし、体験会の様な事をやっている事も多いので機会を上手く利用しつつ、子供が親しみやすい所を選ぶのがとても重要です。
プリスクールに通うメリットとそのカリキュラム
プリスクールは小学校に上がる前の子供たちに英語で保育を行う施設です。言語の習得に最も効果的といわれる2歳から5歳までの間に、英語で生活する時間を多くとることで自然に英語を習得できるのがメリットです。また、複数の言語を学ぶことで、考え方の柔軟性やメンタルの切り替えなどを身に着けるのにも役立ちます。プリスクールのカリキュラムは年齢により異なってきます。
まず年齢が低い子供たちは、歌や手遊び・言葉遊びなどを通して使える語彙を豊富にする訓練をするとともに、身体を動かしながら五感を使って英語を身に着けていくように促します。そして、特に年齢が低い子供たちにはトイレトレーニングを行うプリスクールも多いようです。年齢が上がってくると、読み書きの訓練も行うようになります。加えて、自分で考えることや自立することの大切さを教えるため、自分でできることは自分ですることを重視し、集団行動やマナーを身に着けることをカリキュラムの一環として取り入れているところが多いようです。